10月31日(水)

咳が止まらん。
その咳も、気管支の太いところあたりでぜこぜこいってる感じ。
かれこれ3週間体がすっきりしない。

それにしても、咳き込む人があまりに多いのは風邪だけのせいだろうか。部屋の換気の問題もあるのだろうか。聞けば換気のために扉を開けて寝ている部屋もあるという。(丸見えにならないように、のれんをつけてるらしい。)

部屋の天井についてる送風口。全開にするとかなり寒い。

今、部屋でこの文章を打ち込んでいるのだが、隣の部屋(若い女の子たち)からも、咳き込む音がする。大丈夫かな。(ちなみに、大声で喋ると隣に聞こえます。安いビジネスホテルくらいの感覚)

それでも、これからどんどん南下していくので気温は上がります。おそらく風邪が原因なら回復する人も増えてくるでしょう。

船内では、「ニューヨークどうだった?どこ行った?」という話題で盛り上がっています。天気も良かったので、みなさんおおむね良い観光だったようです。同室のTさんは、「ニューヨークが寄港地で一番良かったなあ。」と、呟いてます。(天気って大事。)
聞けばみなさん興味関心がバラバラで、五番街のウインドウショッピングを楽しんだ人やブルックリン橋を渡った人、1日中メトロポリタン美術館で過ごした人、セントラルパークで大半を費やした人、もちろん定番の自由の女神やエンパイアステートビルに登った人、いろいろです。地下鉄で迷って時間をつぶした人やシティパスを買ったものの使いこなせなかった人、閉館時間を入館リミットと勘違いして入れなかった人、失敗も様々。でも、旅に失敗はつきものです。みなさん、それも含めて楽しんでいるようです。

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さて、今日はハロウィン。スタッフやお客さんの中に仮装している人も目立ちます。夜は仮装ファッションショーやハロウインダンスパーティーなどもあって盛り上がる1日です。
これからピースボートを考えている人は、10月末に船内であれば仮装の準備もしてきましょう。

あと4日でキューバに着きます。
今日のまじめな講座は「革命後のキューバ」。35年に渡りキューバを取材し続けたアメリカン人ジャーナリストの見たキューバの変化を、映像で振り返ります。全ての人が平等に豊かな生活ができる、そんな崇高な目標を掲げたキューバの革命も理想の実現からはほど遠いのが現状です。その原因のひとつがアメリカの経済制裁とソビエト崩壊であることは間違いなさそうですが、多くの社会主義国家が行き詰まっている現在、現体制のキューバに未来があるのかはわかりません。その答えはまだまだ先になるでしょう。
ひとつ明るい兆しが見えるとすれば、観光に力を入れ始め外貨獲得の手段を得たということでしょう。4日後、私たちもキューバの発展に貢献してきます。

本日の自分の動きは、

セビジャーナスの練習(昼と夕方の2回)
スペイン語スピーチ原稿の提出(先生に「文章も発音も完璧」って誉められたもんね。)
スペイン語の宿題(プリント半分くらい)

調子が良くないので、サルサ教室はお休みしました。

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